29歳から人生を変えるブログ

上場企業に勤め、店舗をマネジメントする立場の人間が、読書で成長する為、ビジネス書・自己啓発本のアウトプットをメインに書いています。

【王道経営】新将命

概要

プロフェッショナル経営者として外資系トップを歴任した第一人者が伝授!経営に正解はない。だが、進むべき正しい道はある。経営の“原理原則”を理解し、実行し続ける企業の「黄金のループ」とは?

目次

序章 15分に1社が姿を消す国で勝ち残る企業を創るために
第1章 王道経営の道は経営者から始まる“経営者品質”
第2章 勇将の下に弱卒なし“社員品質”
第3章 優れた商品・サービスは社員の誇りとやりがいでつくられる“商品・サービス品質”
第4章 顧客満足を超えた顧客感動を目指せ“顧客・社会満足品質”
第5章 生きた利益には得と徳がある“業績品質”
第6章 株主が経営者品質をさらに押し上げる“株主満足品質” 

響きワード

経営には四つの道がある。

○王道経営

    原理原則や大本に基づいた経営。

○覇道経営

    権謀術数や策謀による経営。

○邪道経営

    道徳的、道義的にも道に外れた経営。

○無道経営

    出たとこ勝負の経営。

 

王道経営を実現する鍵は「黄金ループ」にある。「黄金ループ」は「六つの品質」である。

「六つの品質」とは

①経営者品質

②社員品質

③商品・サービス品質

④顧客・社会満足品質

⑤業績品質

⑥株主満足品質

 

ヒトづくりの教科書は経営者でなければならない。

 

直接部門の社員の質が上がれば、現場の質が上がる。間接部門の質が上がれば、直接部門の仕事の生産性は高まる。

 

王道経営の原理原則は会社を伸ばし、会社をつぶさない。

 

「金をのこすは下、事業をのこすは中、人をのこすは上」後藤新平の遺言

 

行動重視、結果を生むのは行動だけである。

 

「魚は頭から腐る」そして光るときも頭から光る。

 

目標とは、人と企業を成長させるためにチャレンジするものである。

 

王道の経営者は次の四つの能力を身につけている人であると考えている。

①経営リテラシー

②リーダーシップ

③革新力

④倫理観

 

王道の経営者にはクレード(信条、精神的な道標)が必要。

 

王道経営の「目標3条件」

①ストレッチ

②納得

③コミットメント

 

社員品質が高い人というのはUSPが高い。

USPとはUnique Sales Point(差別化を伴った自分のセールスポイント)。

 

叱り方の原則は、「モノとコトを叱って人を叱らず

 

動機づけの材料は、日常の仕事の中にある、仕事に誇りややりがいを持つことが、最良のインセンティブ・スキームだ。

 

王道経営に求められるのは「顧客感動」であり、「価値競争力」である。

 

経営には、鳥の目と虫の目と魚の目が必要である。

 

夢に時限設定と行動計画をつけることで目標となる。

 

引用元:王道経営 新将命

おススメ度

★★★★☆4.3点


王道経営―――勝ち残る企業だけがやっていること

 

こんな方におススメ!

経営者

ビジネスパーソン

 

 

 

お読み頂きありがとうございました。