【メモの魔力】前田裕二
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book) The Magic of Memo (NewsPicks Book) [ 前田裕二 ]
目次
序章 「メモの魔力」を持てば世界に敵はいない
第一章 メモで日常をアイデアに変える
第二章 メモで思考を深める
第三章 メモで自分を知る
第四章 メモで夢をかなえる
第五章 メモは生き方である
終章 ペンをとれ。メモをしろ。そして人生を、世界を変えよう
響きワード
夢、願いを紙に書き付けることで、その思いは格段に強くなります。
現代において、僕が「本当に強い」と思う人材は、「想いの強い人」です。志が高い。夢がある。熱意がある。
メモによって鍛えられる5つのスキル
①アイデアを生み出せるようになる
②情報を「素通り」しなくなる
③相手の「より深い話」を聞き出せる
④話の骨組みがわかるようになる
⑤曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる
量が質を生むというのは、いつの時代も、どのジャンルにおいても、大体の場合において誰も覆すことのできない心理です。
メモ術のエッセンスは、シンプルに3点です。
①インプットした「ファクト」をもとに、
②気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、
③自らのアクションに「転用」する。
ビジネスに携わる方は、少なくとも次の4項目に対しては、「Why?」を向けてみてください。
①世の中でヒットしているもの。
②自分の琴線に触れるもの。
③顧客からの要望。
④社内で起きている問題や課題。
人は、原則、「何を言うか」以上に、「誰が言うか」を指針に、誰かの主張に耳を傾けるかどうかを決めているので、まだ大きな実績を持ち得ない個人が、どれだけ良いことを言っても、なかなか相手に届きません。であれば、戦略的に、まず「誰か」になる必要があるわけですが、そのために最も大切なことが、他者を巻き込むことです。
人は、概念に名前をつけないとそもそも思考できません。記憶もできなし、他の何かに応用することもできない。人間は抽象化、そして言語化することによって、クリエイティビティを獲得しているのです。
「夢に日付をつけろ」
僕がストーリーを語るときに特に意識しているポイントは大きく三つです。
一つは、エピソードを可能な限り「具体的に」話すことです。
二つ目は「間」を恐れず使いこなすこと。
三つ目は、「間」の話とも通じるのですが、一方通行ではなくなるべく双方向、インタラクティブに話すことです。
僕が夢をかなえるために昔からやっているのは、特に目新しい手法ではないですが、自分との約束をスケジュールにはっきりと書き込むことです。
メモの本質は「ノウハウ」ではなく「姿勢」である
習慣化できていれば、むしろ「やらないと不安になる」のです。よって、「努力から習慣へ」という意識を持つことが大切なのです。
引用元:メモの魔力 前田裕二
こんな方におススメ !
経営者
学生
自分を見失っている方
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book) The Magic of Memo (NewsPicks Book) [ 前田裕二 ]
感想
前田さんの人生に対する姿勢、関わっている人みんなを幸せにしたいという想いが伝わってくる本でした。
本の前半ではメモのとり方、考え方が記載されており、抽象化からの転用の所は難しそうな印象を受けました。
しかし、響きワードにも書いた、メモの本質は「ノウハウ」ではなく「姿勢」である。
という一文を見た途端、自分でもやれそうな気がしてきましたw
読了後に早速会議があったので張り切ってメモをとろうとしましたが、普段はあまりメモをとるタイプではなかったこともあり、ファクトを書ききる事すら難しかったです。
努力から習慣へですね!
また特別付録として自分を知るための【自己分析1000問】があります。
自分を見失っている方にはとてもおススメなので是非トライしてみて下さい。
もちろん自分もやろうと思っていますw
お読み頂きありがとうございました!