【このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法】北野唯我
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法 [ 北野 唯我 ]
目次
プロローグ このままでいいわけがない。だけど・・・
第1章 仕事の「寿命」が切れる前に、伸びる市場に身を晒せ
第2章 「転職は悪」は、努力を放棄した者の言い訳にすぎない
第3章 あなたがいなくなっても、確実に会社は回る
第4章 仕事はいつから「楽しくないもの」になったのだろうか?
響きワード
すべての働く人がいつでも転職できるだけの「市場価値」を持てたとしたら、あなたの生き方すらも変わる可能性がある。
もしこの世の中に、会社が潰れても生きていける大人と、生きていけない大人の2種類がいるとしたら、両者を分けるのは何か。それが、「上司を見て生きるか、マーケットを見て生きるか」だ。
キャリアは20代は専門性、30代は経験、40代は人脈が重要。
組織にいると、給与は当たり前のようにもらえるものと勘違いする。そして大きな会社にいる人間ほど、実力以上の給与をもらっていることが多い。その中の多くの人間は、会社が潰れそうになったり、不満があると、すぐに社長や上司のせいにする。だがな、勘違いするんじゃない。君が乗っている船は、そもそも社長や先代がゼロから作った船なんだ。他の誰かが作った船に後から乗り込んでおきながら、文句を言うのは筋違いなんだよ。
転職の思考法を手にしたからといって、必ずしも、今の会社を辞めなくてもいい。個人の人生だ。正解はない。
選択肢を持ったうえで、対等な立場で相手と接するんだ。会社に対しても、友人に対しても同じことだ。選択肢を失った瞬間、仕事は窮屈になる。だから、君は食べていく力を身につけなければいけない。自信はそこからしか生まれない。
人間には、「何をするか」に重きをおくto do型の人間と、「どんな人でありたいか、どんな状態でありたいか」を重視するbeing型の人間がいる。
99%の人間はbeing型である。だから、「心からやりたいこと」がなくても悲観する必要はまったくない。
being型の人間が仕事を楽しむために必要な二つの条件
①マーケットバリューを高めること。
②その上で、仕事でつく小さな嘘を最小化すること。自分を好きになれなければ、いくらマーケットバリューが高まり、自分が強くなっても、その「ゲーム」を楽しむことはできない。
世の中で最も恐ろしい言葉のひとつは、失敗という言葉だ。これほど定義が難しく、残酷な言葉はない。多くの成功者が言うように、最後さえ成功すれば、その途中の失敗も、すべては「必要だった」と言える。要は考え方次第なんだ。
すべての働く人が「いつでも転職できる」という交渉のカードを持てば、結果、今の職場も絶対によくなると確信しているから。
引用元: このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法 北野唯我
こんな方におススメ!
転職を考えている方
今の会社で頑張ろうと思っている方
自分に自信を持ちたい方
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法 [ 北野 唯我 ]
感想
自分の「市場価値」を高めることの大切さがわかる本でした。
内容は一つの物語になっており、とても読みやすかったです。
私は今転職を考えているわけではありませんが、過去の経験から気になり読んでみましたが、転職という選択肢を持つことで今の職場も絶対によくなるという言葉はとても共感できました。
もちろん自分自身しっかりと努力をしマーケットバリューを高めなければ意味をなさない話だと思います。
これからも今以上の努力をしていきます。
お読み頂きありがとうございました!